男性不妊

男性不妊の質問をよく受けますので、前回より詳しく説明させてください。
わかりにくい点は、気軽にご質問ください。

男性不妊の最新情報 医学博士石川智基先生の学術講演より 

その1, 精子のDNA損傷について

   精子が無いと妊娠出来ないというのが明らかですが、現在精子についてまだあまりクローズアップされていません。
  
 一匹だけでもいれば良いと思われている方がまだ多いのが現状です。
 体外受精で、精子を獲得出来れば妊娠出来るはずですが、中々成功率は低いです。女性への負担も大きい。
 精子の所見が悪いという事は質も悪いと言うことです。
 
 女性に対しては卵巣を刺激するなどして対策が取られますが、精子の対策はほとんどとられていません。
 というのも、男性不妊専門医は日本で30人くらい。アクティブに活動しているのは10人くらいだから最新の情報が伝わりにくいのです。

 精子の質が悪いと受精卵になった後の分裂力低下や流産に繋がります。
 実は人の精子はネズミより小さいのです。ですから日頃の環境、酸化や白血球の影響で凄く損傷をうけます。
 損傷をうけると精子のDNAも損傷をうけるし運動率も下がる。運動率が下がると時間がかかって益々質が落ちます。

DNAの損傷はどのくらい起きているのでしょうか?
所見で異常のあった場合、2倍にもなります。 異常率が、10%以下だと妊娠率は高いですが、30%以上になると妊娠率に相当悪く影響し
体外受精をしても妊娠しにくくなります。精子のDNA損傷が流産の危険因子であることは間違いありません。
DNA損傷があると着床しても流産してしまいます。
DNAの損傷率を下げてから体外受精をするべきです。

次回は、DNAの損損の原因、対策について。

テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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深谷幹子

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愛知県刈谷市にて漢方薬局しています。
動物好き、猫を飼っています。名前はなつめちゃんです。
(o^―^o)
パンダの小物も好きです。

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